Mypalの位置づけ(そして低評価の理由)
Mypalはグローバル向けのUSDTデビットカードだ。USDTをカードに入金してVisaネットワークで決済でき、Apple Pay / Google Payに対応し、Web3送金(Alipay・Wise・PayPal等、約41の送金先)を売りにしている。一見万能に聞こえる。
しかし当サイトの他のカードと決定的に異なる点がある——不透明さだ。
- 🚩 発行会社は手数料表や利用規約を一切公開していない:公式サイトはSPAで、手数料やヘルプページが存在しない。FX・決済手数料・デクライン手数料・為替スプレッドはいずれも外部に開示されていない。
- 🚩 発行銀行・ライセンス・監督機関を開示していない:「銀行レベルの暗号化、KYC/AMLコンプライアンス」というスローガンのみで、具体的なライセンスや発行銀行名は見当たらない。
- 🚩 Trustpilotに複数の出金苦情がある:USDT出金リクエストが「処理中」のまま数日間止まり、最終的に返金されて未完了となったという報告がある。
- 🚩 一次独立メディアへの掲載がない:CryptoSlate等による2026年版最良USDTカードリストにも名前がない。既知のポジティブな情報はほぼすべてSEO目的のレビューブログ1本と取引所のプロモーション記事1本に由来する。
入金が必要なカードにおいて、資金を安全に引き出せるか・発行会社が誰に規制されているかは、手数料が数ポイント安いかどうかよりはるかに重要だ。これが当サイトの信頼優先スコアリングにおいて、コンプライアンスと安定性の評価が低く最下位に位置する理由だ。
手数料(大半は非公開)
発行会社は手数料表を公開していない。以下のうちサードパーティーの出典があるのは最初の2項目のみで、残りは同種カードに基づく保守的な推計であり未確認だ。
- 月額$0・バーチャルカード無料・USDT入金手数料0(サードパーティーレビューによる)
- ATM引き出し固定$2/回(サードパーティーレビューによる。当サイトでは典型的な引き出し額で約1%に換算)
- FX/決済手数料:非公開 —— 当サイトでは同種カードに基づき保守的に約1.5%と推計しているが、公式数値として扱わないこと
- デクライン手数料・為替スプレッド:非公開
つまり、本ページの手数料欄はMypalに関する限り暫定的な推計値にすぎず、当サイトが他のカードに対して行っているような公式ソースへの追跡可能性はない。
データソース(これ自体が問題だ)
- 公式サイト(手数料ページなし):mypal.pro
- サードパーティーレビュー(本ページの数値の主な出典):raadmeerblog「Mypal Pro Review 2026」
- ユーザー苦情:Trustpilot — mypal.pro
当サイトの方法論では、各カードの手数料を発行会社の公式ドキュメントに一クリックで遡れることを要件としている。Mypalはこの要件を満たしていない——それ自体がひとつのシグナルだ。
編集結論
非推奨(2026年6月時点、未確認)。実際に決済には使えるかもしれないが、発行会社が手数料とライセンスを公開するか、一次独立メディアが取り上げるまで、いかなる推奨枠にも掲載しない。
より安心できる選択肢:
- ライセンス取得済み・長いコンプライアンス実績を求めるなら → Wirex(FCA+EMI、2014年~)、Crypto.com(複数地域でライセンス取得)
- 入金手数料0+低単価・アジア太平洋/サブスクリプション用途なら → MPCard
- 自分の使い方で最もコストが低いカードを調べるなら → 計算機で実際のコストを比較